過去の恋愛を引きずって恋に不器用な彼。
断ち切りたい関係をいつまでも断ち切れない彼女。
創作サークル「マテリアル」で交差する、それぞれのマテリアル。
【最終更新】 2016/7/16……9話:MAWATA
※7/22、9話にいくつか修正を入れました。詳細はブログをご覧ください。申し訳ございません。
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(2011.6 / 20枚)
松下怜平はサークル1のモテ男。いつだって彼女がいる彼にも、実は本命の人がいた。過去の恋愛で受けた傷を引きずる怜平は、その気持ちを隠そうとしていたが。
(覆面作家企画5「色」参加作品)
(2011.11 / 26枚)
誕生日サプライズの翌日。いつもと変わらない部室。鞄のなかの彼の煙草。相沢実咲子は迷っていた。
(2011.12 / 22枚)
怜平は一軒のバーの前でたちどまる。そこには過去があった。扉を開けた向こうには、かつての恋の亡霊が住んでいた。
(2012.2 / 29枚)
実咲子の気持ちを置き去りにして、周囲は妙に騒がしくなっていく。自分にすらわかっていないものを周りに決められてしまうようで、どうにも釈然としないのだった。
(2012.2 / 13枚)
淳はあの日の少女を、ただいとおしいと思った。森へ踏み入ったふたりは、さまよい続けていた。
(2012.10 / 21枚)
描きたい景色があった。だが描いても描いても届かない。怜平は鉛筆を絵筆に持ち替え、近付こうとしていた。
(2012.11 / 28枚)
追いかけ続けたいとしい背中へ告げる、最後の、そして最上のおやすみなさい。
(2014.11 / 28枚)
星のない夜空を映す川には、電車が渡るたび光が散った。
(2016.7 / 36枚)
ふと覚える息苦しさもまた、しあわせのひとつのかたちなのかもしれない。けれどいつか縊られてしまうなら、はたしてそれは……
※現在鋭意作業中。(Banner by 約30の嘘)